ハラスメント全般にいえることですが、必ずしもお互いに証拠があるとは限りません。
特に会社側に証拠があるということは稀なことかと思います。
ほとんどのケースで労働者側が録音などをしており、証拠となることが大半なためです。
会社は労働者側が録音などをしていないことを祈ることだけが、対策かもしれませんが、
私としましてはこういったいざという時のために、監視カメラとまではいかないにしても社内に警備目的で音声も入るような監視カメラの設置をしてもいいのではとは思っております。
ただ、監視カメラ感が丸出しですとやはり従業員を信用していないで監視のために設置している空気も出てしまいますので、悩みどころです。
ハラスメントでパワハラやセクハラなどは、訴えを起こしている労働者側に証拠がない場合は、大半のケースでハラスメントが認められていないかと思われます。
しかし、証拠がある場合には程度によりますが、パワハラなど認定されてしまう可能性が跳ね上がるかと思っております。
ハラスメント自体に対する損害賠償金などは50万円程度であることも多く、金銭的負担は企業側として法人なためそこまで負担とはならないかと思います。
しかし、ハラスメントに関してパワハラなどの問題で敗訴したという事実が一生残ってしまうということは、どう考えてもかなり大きなマイナス要因になります。
私はパワハラなどハラスメントについて多くの対応をしてきておりますので、是非こういったハラスメント対策の一環として是非私にハラスメント研修のご依頼をいただけますと幸いでございます。
お互いに証拠がない場合のハラスメント問題について思う事

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