残業代を請求してくる従業員に対して懐柔する方法

私が労務担当として会社員をしている際に、残業代や深夜残業代を求めてくる従業員の方がたくさんおられました。
会社としては「支払わない」というのが方針でしたので、何とか支払わないというこを目標に従業員の方を懐柔しておりました。

アルバイトの方々には残業代や深夜残業代を支払っていたのですが、社員に対しては払っていないパターンの会社方針でした。
当然、従業員の方に出るところに出られたら負ける内容ですので、何とか懐柔するように努めておりました。

この懐柔にはうまくいく方法があります。
私の経験上、まず残業代については支払わない会社がおかしいということを共感していきます。
そして、そのあとに続けて「会社としては普段の業務時間中に自由にタバコを吸いに行けたり、毎日営業職などにも日報をかかしたりしないで、結構自由にしているところもあるからそういった部分で折り合いをつけてもらえないか」というような内容を伝えておりました。
個の伝え方でほぼほぼ納得するとまではいかなくても、残業代の請求をしてくることは一旦おさまっていました。

会社側がある程度従業員を監視ばかりしないで、自由にさせている場合にはこの部分を引き合いにだすのがいいかと思います。
そして、上記の内容に加えて右記のような言葉もよくお伝えしておりました。それは「もし、こういった残業代などもきっちり支払うということになるとタバコを吸いにいったり、毎日の営業の仕事でも日報を細かい部分まで記載してもらったり、管理体制がそれなりに厳しくなる可能性があることも考慮にいれてほしい」という旨のことを加えてお伝えしておりました。

会社の自由な部分を引き合いにだして交渉するのはおススメです。
何か従業員に対して融通をきかしている部分があるならばその部分を引き合いにだして、懐柔するというやり方は利にかなってるかと思います。

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