労務は病気の予防と同じ

労務ってものは本当に病気の予防と同じだと思います。

病気についてもほとんどの方が実際に病気になり辛い思いになってから健康を気にして食事管理や運動などの生活習慣も含め改善しようとします。
労務問題は企業という法人にとっての病気と同じだと思っております。

長い間、解雇や残業代などについての問題がおきなかったので、その問題がおきなかったやり方をずっと続けていっているとそのやり方が当たり前であり正しいと考えそのやり方を続けてしまいます。
しかし、ある時少し行動力のある従業員が出てきた際に一気に問題が表面化して訴訟に発展し、負けてしまうというパターンです。
労働訴訟に発展してからやっと労務問題への対策に取り組んでいては本当に遅いです。

通常訴訟において敗訴した場合には、一生デジタルタテゥーという形で残ってしまいますし、会社としての汚点になるのは明白です。
目に見えないところで、採用にも影響するのは確実です。
ネットで会社名を検索して、このような労務紛争に関する内容をみると、他の会社にも転職できるような有用な人は間違いなくその会社を選ばないかと思います。

本当に労務問題は問題が起きてからでは遅いので、今一度就業規則の見直しや言葉遣いなどの改善予防に少しでも取り組んでいっていただくのはいかがでございますでしょうか。

こういった予防の観点からも是非私にハラスメント研修のお問い合わせをいただけますと嬉しい限りでございます。

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