会社には必ず専任とまではいかなくても、その会社組織内の労務担当者が必ずおられるかと思います。
労務担当者として私が一番大切だと思うことは、経営者や上司の方に疎まれても、意見を伝えることができているかどうかです。
これは予防しておかないとまずいということを上の方々に報告することができていれば、その労務担当の方は職責を果たしている素晴らしい社員だと思います。
何も意見を言わないで、作業だけ行うのならば、社員ではなくアルバイトの方で十分だと思います。
労務に関する事務作業は難しくないですし、誰でもすぐにできるようになる内容が大半です。
エンジニアなどの場合には、すぐにできるようになるなんてことがまずないかと思います。
長い経験と知識が必要不可欠な場合が大半だと思われます。
しかし、会社が求める労務担当者とは作業者であることが多いかと思います。
会社としても労務担当者には意見を言える積極的な人間をおいていただくと、労務問題の予防措置をとっていくことができるかと思います。
この労務担当者の意見といいましても、誰でも調べればわかる労働基準法をひたすら述べるだけのようなロボットではなく、
その会社組織内にあった労務予防内容を独自に考えて経営者や上司の方の意向にも沿いながら提言できる方が一番素晴らしいポテンシャルをもった労務担当の方だと思います。
「会社組織ないの実情にあった意見」というのは判断が難しいところですが、そこを労務担当者には期待したいところでもあるのではないかとも思います。
労務担当の社員の役割とは

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