どこの会社におきましても、「今まで問題がなかった」ということで、タイムカードなどの勤怠の管理や残業代についての姿勢などを時勢に合わせて変えておられない場合が結構あるかと思います。
これは交通事故などと同じように、交通事故にあう確率はそこまで高くないから、「ドライブレコーダーもシートベルトもしません」というようにいざというときの予防を捨てているように考えることもできます。
タイムカードなどの勤怠の時間についても、就業時間などを曖昧にして、従業員の好きなタイミングで退勤の時間をおしたりしている場合には、後々そのタイムカードなどを証拠に残業代を請求される可能性も十分にあります。
特に訴訟まで言った場合には、未払い残業代に加えて、遅延損害金(年利14.6%)も加算して支払う必要が出てきます。
この遅延損害金14.6%は結構高い年利ではないでしょうか。
問題がおきてから直していくのではなく、労務問題こそ予防をしておくことが一番コストメリットもありますので、今一度現在の労務体制について見直していただくことが大切なのではないでしょうか。
「今まで大丈夫だったから」ということが労務においては危ない

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