事実は最強の労務問題対策

今までハラスメントなどの問題におきまして、様々な労働者側の方やハラスメントを行ったといわれていた管理職の方々などとお話をして本当に感じたのは、やはり「事実」かどうかということは非常に強力だなと思いました。

話に一貫性があり、具体的かつ明確な言葉などが並んでいることが事実を話している場合にはわかりますが、嘘をついている側は上辺だけの回答だったり、話の辻褄があっていなかったりと必ずボロがでてくることが多いなと感じました。
ただ、裁判では、それでも最終的に第三者がみて嘘だとわかるような証拠がなければ認められにくいことは確かですが、事実というのはそれだけで非常に強力な武器になるのだと思いました。

私が社内でハラスメントを訴えかけている労働者側と管理職側の話を聞いていても、事実を話しているであろう側はやはり話が具体的です。
もちろん嘘をつくのが天才的にうまい人は具体的な話を0から考えて本当の事かのように話すのだと思いますが、たいていの人間は嘘をつきつづけるのはだんだんとしんどくなってくるはずです。

一方的にハラスメントを訴えかけている人を弾劾しても、後々の争いになるだけですので、しっかりと両者の話を聞くことが本当に大事だと思います。
ハラスメントを会社に訴えかけるぐらいの行動力のある従業員はそのあと、絶対に訴訟まで行う行動力がある人間だと思いますので、必ず従業員側にも寄り添って対応していくことが長期的な目線で会社側の被害を抑える行動にもなるかと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次