よく「労務」という単語を見聞きすることがあるかと思います。
労務問題、労務トラブル、労務関連業務など労務という言葉の後ろには様々な言葉がついてきます。
私の経験上、通常の業務上の労務とはルーティン作業がメインとなっていると感じております。
具体的には、
給与計算、社会保険関連手続き、出産・育児休業手続き、傷病手当の書類作成、勤怠管理、入退社手続き、など
多義にわたり、労務に関する業務はございますが、これらはほぼほぼルーティン作業の側面が強いかと思われます。
私が思う「労務」とは労務問題に対応することも大切な要素ですが、そもそも労務問題が起きる前に「事前に予防する」するということがすべてだと考えております。
この「事前に予防」ということについて具体的には、
言葉遣いが荒い人への指導、残業代の対策、精神病にかかった従業員へのルール作成、不正交通費受給の対策、社内の危険な積み荷などへの対策、消防や避難訓練手順の作成や実施、就業規則の改変、など
私が会社員として長年勤めてきて、上記の内容に関する問題が実際に起きて対応をしてきました。
しかし、私は常に「これは放置していると問題になるな」と考えていた内容が大半でした。
それでも、会社としては中々予防をすることはしないで、放置していることがとても多いかと思います。
ほんの少しの労力で対策が立てれるのにもったいないなと常に思っていました。
やはり「労務」とは実際に起きた問題に対する対応力も大切ですが、何よりも最優先にすべきことは「事前に予防する」ということが圧倒的に大切なことだと考えております。
ハラスメント研修につきましても、この「事前に予防する」という内容に該当しますので、是非私にお問い合わせいただけますと幸いでございます。
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