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衛生管理者は必ず社内で選任して労基に届けておくべき
衛生管理者は労務関連の業務をしていないと、なかなか聞かないワードかと思いますが、衛生管理者は必ず選任しておくべきです。このあたりの対応が適当で、事業場にてパートの方も含めた従業員数が50人以上の場合には、「衛生管理者」という国家資格を所持... -
労務とは攻撃する武器ではなく守るための防具です
「労務」というものは決して攻撃をするための武器ではなく、守るための「防具」であるという認識が必要だと思っております。例えば、シートベルトをしないで車に乗る人もいるかと思いますが、シートベルトは車に乗る人にとって強力な防具だと思います。普... -
地方などの遠方の営業所での労務紛争は大変
遠方の営業所などで労務紛争などの問題がおき、訴訟や労働審判に発展した場合、その営業所の所在地を管轄している裁判所にて訴訟手続きが進みます。そのため、本社で弁護士の方などに頼んでいる場合には弁護士の方に遠方へ赴いてもらうための日当を5万円前... -
ハラスメント研修で大切だと思う事
パワハラやセクハラに関するハラスメント研修はある程度とはなりますが、形が決まっていることが多いかと思います。ほぼ同様の研修内容にもかかわらず、5万円ほど費用としてかかることもあれば10万円以上の高額な費用で行っている研修もあるかと思いま... -
会社名で検索をすると予測変換ワードに労働訴訟と出る
私が過去に転職のため応募していた企業が、googleで検索を行うと、検索の予測ワードに「労働訴訟」や「訴訟」などという言葉が出てきたことがあります。この時点で嫌な予感がしました。案の定、まさに労務問題でもめている真っ只中ということがネットの記... -
残業代の争いは会社側が圧倒的に不利です
残業代の争いは一番メジャーな労務争いの種かと思います。非常に多くの争いが起きている争点ですね。 残業代につきましては、労働者側にタイムカードなど(IT化されている場合は、画面のコピーなど)証拠がある場合ほぼ会社側が負けます。残業代の支払いが... -
労務問題は話し合いで解決することが企業側の最善
労務問題において、長期化することは基本的に企業側にとって損失しか生みません。長期化した場合は、弁護士の方の費用がまず数百万円にいたることも十分に考えらえます。労働者側は手付金のような形で10万円~30万円ほどは弁護士の方に支払うかと思われま... -
ハラスメント問題根絶のための根本的な対策
ハラスメント問題は労働に付随する永遠の問題だと思います。残業代などの問題は単純にわかりやすいですが、明確な定義がないハラスメント問題はそれぞれ個人により認識が違うことが難しいです。そのため、裁判所の判例を元に判断していくのも一つの手段だ... -
大勢の前で叱責をするのはパワハラなのか
大勢の他の従業員の前での叱責はパワハラだと裁判所が判断した事案がいくつも実際にあります。一例をご紹介させていただきますので、ご参考にしてください。 ■福岡地裁平成31年4月15日判決(キムラフーズ事件)会社代表者から他の従業員の面前で怒鳴りつけ... -
精神病への労務的対応につきまして
精神病にかかる労働者の方が多くなってきた時代に入ったと思います。この精神病ですが、下手に初動を間違えると訴訟問題に発展する場合がございます。精神病を患い休業に入っていた従業員を就業規則通りに休業期間終了後に解雇をした場合に揉めることにな...