パワハラ– category –
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大勢の前で叱責をするのはパワハラなのか
大勢の他の従業員の前での叱責はパワハラだと裁判所が判断した事案がいくつも実際にあります。一例をご紹介させていただきますので、ご参考にしてください。 ■福岡地裁平成31年4月15日判決(キムラフーズ事件)会社代表者から他の従業員の面前で怒鳴りつけ... -
パワハラで実際に起こった問題について
過去にパワハラの相談をしてこられた若手の従業員の方がいました。この時の問題点は、被害者の従業員と他の部署のメンバーで上司の対応が違うという内容でした。ただ、この時は訴えるとかそういったレベルの段階ではなく、何とかならないかという相談とそ... -
弁護士さんを挟んでパワハラ問題に対応するタイミング
パワハラやセクハラ問題で、会社側及び労働者側ともにどのタイミングにて弁護士さんに依頼して代理人にするかは悩みどころでもあるかと思います。私は初めの段階では、絶対に弁護士さんに代理人として依頼するのはやめておくべきだと考えております。何故... -
ハラスメント問題は企業側にのみリスクがある
ハラスメント問題は基本的に企業側にの大きくリスクがあると私は考えております。従業員側がハラスメント問題を会社に訴えかけている時は、内心すでに退職は前提であることを想定しております。そのため、従業員側にとって退職が最後の砦の状態でそれ以上... -
パワハラなどのハラスメントの問題が起きた際に一番初めにすべきこと
従業員の方からハラスメントでパワハラやセクハラなどの相談を受けた際にまず必ず初めにすべきことは、「関係者への事実確認」だと私は考えております。 意外とこの「事実確認」をしっかりとしないで、会社側を守ることだけを考えて加害者側の言い分のみを... -
お互いに証拠がない場合のハラスメント問題について思う事
ハラスメント全般にいえることですが、必ずしもお互いに証拠があるとは限りません。特に会社側に証拠があるということは稀なことかと思います。ほとんどのケースで労働者側が録音などをしており、証拠となることが大半なためです。会社は労働者側が録音な... -
パワハラは証拠がすべて
私はパワハラは証拠がすべてだと思っております。まさに「論より証拠」です。証拠がないパワハラは永遠に水掛け論を行うだけで、裁判所の判例でもなかなか認められておりません。 しかし、「証拠」があれば話は変わってくるのです。前後の話の流れから、明... -
パワハラに該当するのはどのような言葉か
「パワハラ」とは日々見聞きする言葉だと思います。 ただ、パワハラとは非常に抽象的な言葉であり、定義が曖昧です。そのため、よくパワハラに該当する言葉が分からないと仰られる方に対しまして、私は「そっくりそのまま自分自身が放った言葉を相手に言わ...