労働審判– category –
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始業時間前の朝礼について
始業時間前に朝礼を行っている場合、お気をつけいただきたいことがあります。過去に裁判所の判例で始業時間前のラジオ体操や朝礼を業務時間とみなして、時間外勤務扱いとなった判例があります。 過去2年間の始業時間前の時間の時間外手当の支給を全従業員... -
証拠がお互いにない場合の労働訴訟について
お互いに証拠がない場合にの労働訴訟は結局のところ水掛け論になってしまうことが簡単に想像できます。しかし、基本的には訴えを起こしている側が立証証明をする必要がありますが、解雇に関する訴訟においては、労働者側が原告として訴えをおこしていたと... -
事実は最強の労務問題対策
今までハラスメントなどの問題におきまして、様々な労働者側の方やハラスメントを行ったといわれていた管理職の方々などとお話をして本当に感じたのは、やはり「事実」かどうかということは非常に強力だなと思いました。話に一貫性があり、具体的かつ明確... -
「今まで大丈夫だったから」ということが労務においては危ない
どこの会社におきましても、「今まで問題がなかった」ということで、タイムカードなどの勤怠の管理や残業代についての姿勢などを時勢に合わせて変えておられない場合が結構あるかと思います。これは交通事故などと同じように、交通事故にあう確率はそこま... -
就業時間以外の飲み会などの社内行事について
どのような会社におきまいsても、就業時間外で社内行事を行っているかと思います。この場合の社内行事はもし、従業員側に残業代を請求されるとどのような結果が待っていると思われるでしょうか。業務遂行性があるとして裁判所が業務時間であるとみなした... -
労災について思う事
労災という部分で最も難しい部分は精神病に関する内容かと思います。業務に起因して精神病を発症してうつ病になった場合などに労災に該当するかどうかなどについての判断は労働基準監督署が「労災ではない」と判断した場合においても、その後の訴訟となっ... -
残業代の支払いについて
残業代については、一番多い労務紛争かと思います。残業代は本当に必要な残業にのみ支払うべきですが、実際問題労働者側にはわざと残業代が欲しくて残っている人間もいます。本当に残業が必要で残業をしている人もいますが、わざと残業代が欲しくて残って... -
安全衛生委員会の役割とは
事業場の職場内で従業員数がパートなどの方々も含め50名以上の会社では、会社内で安全衛生委員会や衛生委員会などが運営されているかと思います。 こういった安全衛生委員会や衛生委員会はほとんどの会社では、形骸化しておりただ集まって数分で終わるだけ... -
労務は病気の予防と同じ
労務ってものは本当に病気の予防と同じだと思います。病気についてもほとんどの方が実際に病気になり辛い思いになってから健康を気にして食事管理や運動などの生活習慣も含め改善しようとします。労務問題は企業という法人にとっての病気と同じだと思って... -
会社内での録音について
通常会社内にて録音はとっていないことを前提に皆さんは会話などをされておられるかと思います。ただ、従業員の中には常に録音している方もおられる可能性があるという認識は最低限持っておく必要があるかと思います。通常秘密裏に録音したものでも、著し...
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